税金について
年間通して、20万円以上の売買益が発生した場合、
H20/03/31までは、10%、以降は20%の税金がかかります。
証券会社各社は、この税金を処理法の違う口座を設けて、税金に対応しています。
申し込み時にこの口座種別は選択しなければなりません。
口座は一般口座と特定口座の2種類があります。
特定口座は、利益が出た時点で税金が一律に天引き(源泉徴収)される口座です。
損失が出た場合は還付されます。
また、証券会社が年間取引報告書を税務署に出してくれる、
手間要らずな口座です。
さらに、源泉徴収ありを選ぶと、確定申告を自分でする必要もなくなります。
源泉徴収なしを選ぶと、20万以上の利益があった場合は、
自分で確定申告する必要があります。
一般口座は、全て自分でやる必要があります。
利益が出た場合、年間取引報告書を作成し、確定申告して税金を納める必要があります。
こう見ると、特定口座のほうが圧倒的に有利なように見えますが、
特定口座の場合は、利益が出るたびに利益に対する税金分が
使われないお金としてストックされるので、
大きな金額で売買し、即応性を求めるデイトレーダーの方々には、
厳しいものがあるようです。
また、損失が出た場合、確定申告をした場合、
次年度に利益が出ても税金を軽減できたりするので、
損失が出た場合は、特定口座・源泉ありでも確定申告したほうが良いようです。
1年毎に切り替えができるようですが、選択後の1年間は
身動きが取れなくなるので、慎重に選びたいものです。
面倒なのが大嫌いな私のオススメは、全く手間要らずな、特定口座の源泉ありですが、
自分の投資スタンス、金額等良く考えて選択されるのが良いと思います。